為替相場の水準は、円安のピッチが修正され、米ドル83円、豪ドル88円、ユーロ120円という水準になり、外貨投資の機会を待つ人にとっては「もう少しの円高を期待する」ところにあります。

外貨投資に迷う水準は、往々にして、日本株の水準が割安水準にあるものが多いとき。
 個別銘柄を探ってみれば、「この水準はやはり割安だよねえ」と覚しき銘柄があちこちに見つかります。ただし、割安な水準であったにしても、買う人が増えなければ株価は上がりませんので、「買ってみてもすぐに上がる環境ではなさそう」と手が入る様子も余り感じられません。
 私は基本的に、金融危機当時のように優良企業の破綻が懸念されるほどの危機まで今後深刻な事態にならないという前提であれば、いずれ日経平均株価で言う12000円の水準には戻ると考えています。すると期間1年で戻れば20%のリターン、期間2年でも年10%のリターンとなるわけで、そう考える投資家であれば、株式投資は依然注目の選択肢だと考えています。
 「株式投資はこりごり」という人なら、為替相場に注目して欲しいと思います。
円高は為替抵抗力の強い外貨資産を獲得するチャンスと前向きにとらえて、円資産から外貨資産に振り替える機会として検討して損はないと考えます。
 「株式投資も外貨投資も私には無理」という投資家であれば、もうひとつ注目してもらいたいものがあります。6月から募集になる7月発行の10年変動金利型個人向け国債です。人気が低迷している従来の個人向け国債が、個人投資家有利の改善が行われ、検討してみると「案外いいかも」と思える人も多いと思います。
 現在は時をジッと待つとき。アンテナは張っておきたいときです。