今週は為替相場も日本株式相場も、円高水準、株安水準で大きく上下しにくい週になると思います。ということは、いますぐを焦らなくても、「現在の水準で外貨投資、日本株投資を検討すべきか」をじっくり考えて行うチャンスが与えられていると考えた方がよいと思います。

 これまで投資しても良いと考えてきた水準近くにあるものが多いと思います。しかし「いつでも投資することが出来る。手にすることが可能だ」と思うと投資の決断が鈍り、大抵の結果が「あの時に少しでも行動を起こしておけば良かった」と後悔することが多くなります。
 ここは、以前もありました「そこらへん(底ら辺)投資」をお勧めします。
「今は底じゃないけど、底ら辺。この先、もっと良い場面があったら、その時また投資を検討すればいいじゃないか」と考えて、今すべきことを頭の中で整理することです。
 したがって想定する円高が進む、株安が進む底の水準をもちろんイメージした上で、「そこまでいかなくてもここら辺の水準であればとりあえず良いだろう」という腹8分の水準から検討する方法が良いのだと私は考えています。
 これだけ世界中がインフレを警戒する中で、エネルギー価格や食料品価格の実需を上回る投機的な動きは今後も時々のけん制にあって、今回のように急落・調整する場面が今後も短いサイクルで繰り返されるのだと思います。
 もし大きな値上がり益を期待して商品相場に賭けるのであれば別ですが、そうでなく分散投資の一環で保険のつもりで投資に組み入れるのであれば、「どこまで上がるのかなあ。割高のように思えるけど投資しておいた方がよいのかなあ」と迷うような場面での投資を控えた方がよいと思います。むしろ考えるなら現在のように急落して、「原油価格は90ドル、金価格は1400ドルまで下がるかも・・」と下値の予想が立つような状況で水準を決めて、「あれば投資に取り組む」と検討するのが良いと思います。
 利益確定、もしくは損失確定した投資マネーは、再び新たな投資機会を狙っているはずです。相場水準を物色する動きが今後はなくなるという話ではなく、割安の場面では検討する目を持ちたいです。