「そんなにうまい話があるわけがない」
 その通りであることは、誰もが分かっているはず、分かっていたはずなのに、「後でしまった」と気づく人の話は絶えません。
 うまいだけの話が、願ってもいなかった人に向こうからやってくるわけがありません。
うまい話にはそれに相当したリスクが必ずあるはずで、いくら聞いてもうまい話としか聞こえないものは即決めせず、様子を見ましょう。詐欺である可能性がありますし、隠れたリスクを覚悟しなければなりません。
 昨日開いたセミナーでは、「怪しいと疑って話を聞きに来たのですが、聞いていて怪しいところはありませんでした。どうしてでしょう?」というアンケートの返答があったと聞きました。
 うまい話だと聞きに来て、怪しい話だと疑い聞いていたけど、おそらく、「投資する際に注意するポイントを上げて、ここに注意して聞いてくださいね」という内容を聞くにつれて、自分の中で、うますぎる話から相応のリスクがあることが分かっていったからだと私は思います。
 「うますぎる話」のままでそのままにせず、何でうますぎる話に聞こえてしまうのかを投資家の側も説明する側も、誤解を解いていく説明を心がけることが、投資でストレスを感じる人を少なくする方法だと思います。
 万人に好ましい金融商品なんてありません。ある人に合っていても、ある人には合わない金融商品もたくさんあります。「自分にあった金融商品はどんなものか」のイメージを早くつかみたいですね。そのためにみなさんにお勧めしたいのは繰り返しになりますが、定期預金に近い金融商品「債券」を知っていただくこと。これが近道だと思います。