為替相場は米ドル81円40銭、ユーロ116円、豪ドル86円60銭と、期待するほどの円高にもならず、さりとて大きく円安に振れそうもない状況が続いています。原油価格が100ドル割れ、金価格が1500ドル割れと弱含みになりそうな気配がある中で為替の動きは非常に緩慢な動き。

 こんな状況がいつまでも続くとは思えず、為替相場は大きく上下するエネルギーを現在溜めているように思います。
 本日の日経には「冷温停止の時期を変えず 新工程表 現実味が乏しく」という記事がありました。これまで事態の悪化を後追いで認めてきた東京電力・政府の発表を受け手側である国民が話半分で聞いていてショックを受けることもなく、淡々と日々の生活を送っている構図が出来上がってきました。
 国民のための嘘であるのか、自分の身を守るための嘘なのかは、何となく伝わってくるものです。
 ここまで当面やるべき事さえ決断実行できずに思うようにままならない政治家さんの行動にいきり立つ思いです。こんな状況下で、会期延長は当たり前、夏休みなんてどういう神経をしているのか。同じ空気を吸っているとは思えません。
 聞くところの話では、再び確定利回りの金融商品で、より利回りの高いものを求めている人が増えてきたようです。株式もダメ、為替リスクには慎重、だけど以前預けたものの満期が続けてくると足下に現金が貯まってくる現状にこのまま放って置いていいのかと不安にもなる。
 機関投資家も電力債の償還資金を何で運用しようかと困っている。確実に運用に、投資に困っている資金は溢れてきました。そのお金はどこにまず滞留し、どんなきっかけで、どこに向かっていくのでしょうか。そんな状況ですから、当面金利は上昇せず、運用に困る人はもっと増えていきます。したがって、円が更に高くなる環境が長続きするとは思えない私です。