「動いたら負け」という場面があります。こういう相場の膠着状態が続くと、何かジッとしていることが間違っているかのごとく、居心地悪く思われる人が多くなりますが、ここは少し一息入れて、「こういうことが起こったらこうする」という指針を検討する時間を作った方がよいと思います。

 「こんな水準では外貨投資はやらない」とか「こんな水準で日本株投資なんて・・・」と考えていたはずなのに、「どうだろう?外貨投資?日本株投資?」と迷い事が増えます。
もちろん「ここまで円安になったら円高への期待をあきらめて、とりあえず外貨投資を始める」という前もっての想定にかなう場合は別ですが・・・・
 今週はやはり「底ら辺だから機会があったら追加投資」と元々決めていた人以外の人にとっては退屈な週になりました。ゆったり今後について考えてみるといい週になりそうです。
しかし菅総理はどうしたいんでしょうかねえ。
これだけ、自らの恣意的な対応に国民の不信が高まっているのに、
停止中の原発に関しては「従来の方針に沿って安全性が確認されれば稼働を認めていくことになる。再稼働に際して安全性が確認されれば地元の同意は必要ない」とコメントしたそうですが・・・。
 現下の情勢で、原発再稼働の安全性を誰が責任を持って説けるのでしょうか?そして、地元の同意は必要ないとなぜ言い切れるのでしょうか?沖縄基地問題でこじれにこじれて政府の信頼を無にしてしまった経験がなぜ活きないのでしょうか?
 「それでもこの難局打開は政府に頑張ってもらわなければならない」と期待する気持ちがいつか政治家の意気に通じ、今度こそ変わる機会になってくれるかとじっと見守る気持ちが裏切られ放しです。「なぜ原発の再稼働が必要なのか、再稼働しなければならないのか」を、建前でなく本音を国民に政治家は伝えるべき時です。「だって、仕方ないじゃない。●●なんだから・・・」。
 原発を稼働し続けることが、万一の原発事故を引き起こしても余りあるメリットが国民にあることを納得させる責任があります。「万一の事故は考えられません」という前提はもはやあり得ません。事故が発生する想定で今後の対応を説明すべきです。