東日本大震災を経験してわかったこと。地震国日本で、原子力発電所の立地で安全を確保できるところはないこと。原発で事故が発生すると、事態を収拾、収束するのに、大変な時間を費やし、多くの人が犠牲を強いられること。原子力発電を働かせれば必ず発生する核燃料廃棄物の最終処理がいまだに未解決、先送りで放置されていたこと。政治家が国民の期待に応える資質を持ち合わせていなかったこと。

 人によって、「原子力発電なくして、日本のエネルギー政策は成り立たない。脱原発は非現実的」という人がいれば、「脱原発を宣言し、新エネルギー推進に日本が全力を尽くせば、太陽光発電、風力発電、地熱発電などでまかなっていくのは可能である。それができなかったのは既得権者がその道を拒んできたからである」という人もいます。
 本日の日経記事には地熱発電の紹介がありました。火山国日本は、インドネシア、米国に次ぐ世界第三位の地熱資源国で、すべてを発電に利用すると、原発23基分に相当し、地熱発電用タービンでは日本勢が世界シェア7割を持ち、日本には資源も技術もあるらしい。
 原子力発電ではマイナスだった日本の国土が地熱発電では有利に働く。地熱発電推進にも、いろいろ課題はありますが、天候に左右されない発電は魅力的です。
 「〜だからできない」ではなく、「取りかかるには何が障害になっているのか」という議論を目に見える形で活発に行ってほしい。我々国民が、画が描けるようにわかりやすいプレゼンを、それぞれの推進したい専門家に競ってしてもらえるようだとありがたい。
 「原発解散」なんて話でいたずらに毎日を無為に過ごさず、イタリアのように国民投票の準備をすべきだと思う。どうせ、このまま政治に任せていたら「原発推進か脱原発か」の結論は永遠に出ず、先送りを繰り返して役割を果たし仕事をしたような顔を政治家にされては不愉快でたまらない。
 為替相場はドルが相対的に強く、他通貨は弱含み。特に豪ドル84円台前半は魅力的な水準だと思います。