先週末の米国雇用統計が期待に反して悪い数字だったので、ニューヨーク市場は株安・ドル安で引けました。しかし、雇用統計の数字が発表された当初のニューヨークダウ指数が150ドル程度の大幅安の反応を示しましたが、その後は60ドル安の水準まで回復しましたので、株高の基調に変化はないようです。

 以前の何を眺めても悲観して見ていた相場が、何を見ても「そんなにひどく考える必要はないじゃん」と楽観的にはほど遠いですが、少なくとも、気分がだいぶ楽になってきたムードに変わったと思います。今週の相場動向はそういう意味で注目ですね。
 日経平均株価が1万円の大台を意識して、下値が固くなる・・・
 いったん弱含んだドルが再び81円20銭を抜けて、82円台乗せ・・・
 こうした株高・ドル高の基調を今週も保つことが出来れば、株安・円高で痛めた傷口もだいぶ癒えて、相場への参加者が戻り増えるのではないでしょうか。
 今月の失業率の数字が悪かったことにより、逆に来月の失業率の数字に対する期待が市場では高まるものと私は思います。
 いずれにしても、市場関係者の多くが受け止めているように、「今までが悲観的すぎた。あのときほど悪くはないと思う」という見方に私は同感です。必要以上に売られた対象は妥当水準までの戻りは期待できるでしょう。買われすぎた対象には利益確定の売りが入りやすく、割安な投資対象を物色する動きが強まると思います。
 引き続き、ワクワクと相場動向を眺めます。