経済界からは「80円を超える円高水準ではもはや企業努力で頑張れる範疇にない。ましてや、77円なんかで定着されたら生き残っていけない」と悲鳴が上がっています。
「円は余りにも高すぎる」と海外勢がドル売り・円買いポジションが高まっている為替環境の中で、ミセス・ワタナベに代表される国内の個人投資家は円高基調の反動があると見ていて円売り・ドル買いを進め、ここのところの円高ドル安で損を負いながらもこらえています。
 円高ドル安、円安ドル高のいずれが正しい選択であったかの答えは先でしか分かりませんが、通貨の番人足る役割を果たすところは日本には、円には見当たらないのでしょうか?
 現状では、80円を超える円高水準は容認され、80円台をめざす動きがあれば、あたかも円安に振れたかのような錯覚に陥りかねません。逆に、70円割れや60円割れも、為替環境の変化に違和感がなければ容認しそうなムードもあります。
 政府が役割を果たせないなら、日銀に円高を活かした為替政策を強く示してもらえないのだろうか。市場がここまで駄々っ子になってしまったら、あうんの呼吸で理解してもらおうなんて無理。しっかり言葉に出して、さらに念押ししなければ通じないと思います。
 「為替の水準ではない」とのたまう財務大臣さん
「円ドルの70円割れという事態になっても同じ事を繰り返すのですか?」
「断固として守らなければならないレベルは持ち合わせていないのですか?」