先月、ある人から、財務省の為替介入部隊について話を聞いたときは頼もしく思いました。

「為替介入部隊のメンバーを見たら、くせ者揃い。何をやってくるか、わからないぞお」と、安易に円高・ドル安を仕掛けたら痛い目に遭うかもという話を聞いたからです。
 「そうかあ。そういう市場心理の機微を知った強者が控えているなら、一方方向の円高懸念にはならないかも」と期待していました。
 ところが、今朝の日経記事がそのままだとしたら、がっかりですね。
「最高値目前 政府は介入準備 円高是正に緊急対応」・・・・
この期に及んでからかよ  頼りなさ過ぎです。
 菅総理が肝いりで引っ張ってきた内閣官房参与の小佐古氏が福島原発の政府対応が「場当たり的」と批判して辞任したように、強者をいくら揃えていても、頭の決断がない組織ではのたれ死んでしまうということなのでしょうか?今週から来週にかけては、注目の海外指標の発表が控えており、円高に歯止めをかけるチャンスであり、ここでも円高基調を容認するムードを固めてしまうようでは当面の方向性は円安への小戻しはあり得るでしょうが、とても80円を超える円安を期待するのは難しくなるでしょう。
 「為替介入部隊は死んだふりをしていたのかあ」とうならせる鮮やかな手法を見せて欲しい。
介入を求めているわけではありません。明確に「円を放ったらかしにしているわけではないぞ」という強いメッセージをマーケットに伝えてもらいたいだけです。