やはり米国の債務上限の引き上げ法成立までの政治の駆け引き、ドタバタ劇のお粗末な対応に市場の怒り、泣きが止まりません。今後の米国政治はより市場動向に神経質な対応にならざるを得ないと思います。

 国内では、やっと・・・(日経新聞には意表を突くという表現でしたが??)為替介入を行い、加えて、日銀が追加緩和策として資産買入基金の10兆円増額を決めて、大幅な円高の是正を訴えました。
日銀と一体でないと、断固とした対応が単独では取れない政府の弱腰を責める声は上がっていないのでしょうか?私は日銀におんぶにだっこ状態の政府のこれまでの対応に不満です。
 いずれにしても、介入に踏み切り、市場ににらみをきかせる意思表示をしたわけですから、「ただ介入してみただけえ〜」というポーズで終わらせず、為替介入の短期的な押し上げだけではなく、長期的な円高是正・強い円を活かす政策を次々と打ち出していくことを期待します。
 欧州中央銀行も景気の先行きに一定の警戒感を示しました。「何でこんな時に政策金利を引き上げるかなあ?」と市場関係者がみんないぶかった金融引き締め政策の転換です。これにより、欧米、日本ともに、景気回復を意識した政策で一致したことになります。
 株式相場のみに止まらず、商品相場も急落。リスク資産から一斉に撤退し、米国国債にすべりこみ、米10年国債利回りは2.4%台まで急低下しています。これは、さすが行き過ぎですね。
残るステージは、ドタバタの発端になった、やはり米国の中央銀行FRBが今後市場に対して、何を宣言し、振る舞うかを見守る段階に入りました。
 せっかくの市場の元気の気を、景気の気を奪ってしまった政治の不始末の責任は重く、もう大概にしてほしい。
さすがに、今回の騒動で政治のテキパキした対応に緊張感がでてくることを期待したいものです。