今週末の26日に予定されているバーナンキFRB議長の講演内容が注目されています。QE3など、かなり突っ込んだ金融緩和策の内容を期待する見方も、そこまでは無理、現段階では無理と冷めた見方もあり、一般的には、相場の転機になるほどのインパクトにはならないだろうという見方が強いです。

 個人的には、今回の景気の気、相場の気を奪ったのは、政治の駆け引きにうつつをぬかし、市場の不安・怒りに鈍感な対処をした結果の人災だと思います。だらだらと週末まで時間を浪費し市場を放ったらかしにせず、世界が同時に市場へ明確なメッセージを出しコミュニケーションをとり続けなければ、今回も大きな波乱を覚悟しなければならないと思います。
 「やってもたかが知れている」と何もやらずにあきらめるのではなく、明確なメッセージを出し、方向性を示すことは、市場とのあうんの呼吸を取り戻すためにも必要なことです。
さすがに、今回は注目されているのが米国、FRBのバーナンキ議長という市場との対話に長けた人なので、相場の駄々っ子をあやし、泣きやむきっかけを作ってくれることを期待したいと思います。相場が泣き疲れて泣きやむのを待つほど、泣いている子も、それを聞く周りの人にも体力はもはや残っていません。自暴自棄でさらに混乱する事態だけは避けたいと願うのみです。