いよいよバーナンキ議長の講演を26日に控えて、これまで売られすぎたものは買い戻しが入り上昇し、買われすぎたものは利益確定が入り下落しました。しかし、この動きも、バーナンキ議長の講演後のムードにより、どっちに振れてもおかしくないので、予断を許さない。

 個人的には、米10年国債利回りが2.3%程度まで戻すなど、「さすがに米10年国債利回りの2%割れは行き過ぎだろう」というムードが出てきたのは、少し正常に向かう兆候として好ましく思っています。
 あまり明日のバーナンキ議長の講演内容にサプライズを求めるのは妥当ではないと思いますが、少なくとも日本政府・日銀が円高けん制の具体的な行動を起こすのであれば、議長講演後を意識して行う可能性が高くなってきたと思います。
 懸念された一段の円高進行が発生せず、ドルの80円台までの戻りが試される場面を私は想定していますが、どうなるでしょうか?
 金に投資している人に私は提案しています。長らく、金は米ドルの暴落懸念を上昇エネルギーにしてきました。今、金価格は上値の目安を立てるのが困難になるほど上昇期待が高まっています。片一方で、依然、米ドルには先安感が漂っています。そこで、金に投資している人ほど、金価格の下落をヘッジする目的で、併せて米ドルを保有する分散投資が有効なのだと思います。
 ただ「金価格はどこまで上昇するのか」と毎日ドキドキしている方で、金価格の下落を心配しているなら、是非検討をお勧めします。