決選投票の結果、野田氏が海江田氏を破り、民主党代表、そして新総理へという運びになりました。これにより、何が変わり、もしくは変わらないかも知れませんが、時代のひとつの区切りを迎えたことは確かです。今回ほど「お手並み拝見」と冷静に見られて、新しい内閣に対して期待感が低いことはなかったと思いますが、今回も期待を裏切れば、政権どころか、民主党自体がなくなる事態にある危機感を持って、山積した実務の課題を淡々と仕上げていってもらいたいと願います。

 今回の代表選でも、それぞれの候補者が「これまでの非難を受け止めて、私だったらみなさんの期待にこう応えていく」と訴えていました。なぜそれが、今までできなかったのか。それが、あなただったらなぜできると言えるのか。その答えを、一議員の立場に戻ってからも、堂々と主張し、党内をまとめることに尽力してもらいたい。
 「いますぐの復興」「いますぐの円高対応」を訴え、そして求められている中で、実績を成果にして挙げなければなりません。小さく産んで大きく育てる。是非、「意外とやるじゃん」という覇気をみせてください。落ちるとこまで落ちました。数にまかせた小鳩票次第で新総理が決まるような事態にならなかったのは民主党にとっても不幸中の幸いです。失うものはありません。まさに底力に期待したいと思います。少なくともこれで、世界と対話できる状態には戻ります。これは相場にとって好材料になるでしょう。