「最近、前川さんのブログでは相場の先行きの見通しについて、ほとんど書かなくなりましたね。元気ないんですか?万年強気の言葉が聞けないのはさびしいですねえ」という声を聞きました。

 そうなんです。私は相場が割高になり、大きく儲けるのはむずかしい環境では常に弱気です。
「買わないと上がったときに後悔するなら、少し買っても良いんじゃないですか?ただし、短期勝負ですよ。長く持っていたら、痛い目に遭うかも知れませんよ」と毎回、お話しします。
 そして現在のように、中長期で見て、どう考えても割安という環境では常に強気です。
「目先の下げを気にしてはダメですよ。下げたら、上がってくるまで見なきゃ良いんです。もし追加投資の余裕があれば、もっと割安に買えるチャンスが来たんだって前向きに考えましょう」と毎回、お話しします。
 ただ現在は、個人の努力や企業の努力が足りないから、相場に逆風が吹いているわけではありません。やるべきことを先送りにしてきた政治のツケ、人災により、相場の気を抜かれているだけです。パワーが溜まるまで、時間をかけて待つしかありません。したがって、気の落ちている人は無理して相場を見ている必要はありません。すでに、ある程度は投資しているわけですから、相場が上昇すれば、それなりの見合いは期待できるわけですから。前向きで資金的に余裕がある人にとっては引き続きチャンスがそこら中にころがっています。流動性が高い対象への投資なら積極的な姿勢でよいと思います。
 そして、私が「何とかした方が良いのではないか」と前向きに考える余裕が出てきた人には、資産の内容を見直して、リバランスを検討することをお勧めします。
リバランスというと、儲かった割高なものを売って、割安なものの割合を増やすといった、相場がよいときにしかイメージがない人がいますが、現在のように、全てが割安だけど、中にはとびきり割安なものもあるという環境でも意味があります。少し割安なものを売り、とびきり割安なものを買うという発想です。是非、元気の残っている人は検討してみてください。
こんな環境でも、やることは見つかります。出来る範囲内で。