市場ではギリシャに見切りをつけてデフォルトを織り込みました。今後は見放されたギリシャが市場にすりよる余地があるのか、見放されてしまったギリシャの状況を見て、周辺のユーロ諸国がどんだけの危機感を持って、次のギリシャを出さないようにまとまるのか、まとまりきれないのかに市場の関心は移っていくのだと思います。

 この期に及んでは、ユーロ危機の克服への道はギリシャのデフォルトのショックを受け止めないと始まらないといえるでしょう。このままユーロが連鎖破綻の道を進むほど、ユーロ圏に知恵がないとは思えません。最近の世界同時株安のあゆみを見ていると、確実にリスク資産へ投資していたものがあぶり出されて退散を余儀なくされている様子です。パイが小さくなっています。
 投資家がいくら走っても相場の向きは変わりません。嵐が吹き去るのを待つしかないようです。そんな中で、いまだに「政権を守る」こと、「政権を取り返す」ことにきゅうきゅうしている政治にはむかつきます。