「ユーロ危機のいったんの解決を見るか」という見方がある中で、この期に及んで、「ギリシャのユーロ離脱」とか「ドイツのユーロ離脱」とかが話題になる・・・??ユーロ危機が迷走している表れなのだと思います。ギリシャやドイツがユーロを離脱する決断をするなら、よほど「ギリシャのデフォルト」を前提に具体的な対応を議論した方がユーロにとっても、世界経済にとっても、負担が少ない選択だと思います。

 「やっぱり、それは現実的な対応ではないよな」と共通認識を得るためのアドバルーンを上げて様子を見るといった余裕はもはや市場にはなく、再び泣き出す寸前です。7月に起こしたような混乱は二度と経験したくないですね。こんなにユーロ圏の動向に市場の関心が集まっているのに、ユーロ圏はそれに応えていこうとする危機感があるのか、それとも、ないのか。今は本当に将来後悔しないで過ごすために大事な時期にさしかかっているような気がします。
日本国民であれば、おそらく、厳しい現実を受け止めて、「厳しいのは分かっているけど、やらないと先に進めないのだから、前向きに考えて一歩踏み出そうよ。そうしたら開けるんじゃない」と動くのではないでしょうか。お国柄だから仕方ないという人が多いですが。