注目されていたドイツ下院議会で欧州金融安定基金(EFSF)の機能を広げる案が賛成多数で可決しました。メルケル首相がひとまず責任を果たし、安堵した表情を見せたのが印象的でした。さはさりながら、これで安心ということではなく、しばらくは気の抜けない相場展開は続きそうです。

 最近、「さすがにこれは安い。安いよなあ」とつい独り言が多くなりました。しかし、たとえ安くても、売る人よりも買う人が多くならないと株価は上がりません。期待の外人が売っている状態では、「さすがに安いだろう」と自ら企業が買う「自社株買い」ぐらいではムードが高まりません。
 そこでつぶやくのです。
「この株式が200円ってことはないだろう。2割、3割高は当たり前。世が世なら、600円とか700円でもおかしくないよねえ」
「そうだよねえ。そう思うよねえ。これなんか見て見て。300円だよ。そりゃ、バブルの頃の価値をいっても仕方ないけど、4,000円してたよ」
「そうだよねえ。もう4,000円の時代にはならないけど、300円??これはないよね。どうだろ、500円ぐらいは見ていいんじゃない」
 こんな話しをしていると、自然と盛り上がってきますよね。
 それって、空しくない?・・・と思われる方はいらっしゃるとは思いますが、盛り上がっていないときに上値の予想をしてみることは良いことだと私は経験で知っています。
すぐの値上がりが期待できない環境で「どのくらい値上がりが期待できるか」と立てた目安はけっこう冷静なので、後々相場環境が好転したときの参考になります。
 特に複数の人間が集まって立てた予想は、ひとりで考えるよりも、広い視野になるため「そんな見方があるんだあ」とか「そんな面白い、魅力的な銘柄もあるのか」とより参考になります。
 「世が世なら・・・」 「あんたはこんな株価でじっといる企業じゃない」と話して、一緒に盛り上がれる周りの人はいませんか?
 どんなに割安でも、参加者がいなければ上がらない。こんな状態で、株価をジッと眺めて上がるならジッとも見ますが、あまり期待せず、ゆったり待ちましょう。上がるときが金輪際来ないと決まったわけではないですから。楽しみはこの先にあります。