「せっかくの円高の機会を活かして何かできることはないか」

この「せっかく」という前向きな気持ちに転化して、今こそというアイディアをずっと考えてきました。
これからも考えていきたいと思います。
 資源のない日本では何かを行おうとすれば、必ず海外に頼る部分が大きくなります。
海外に頼るときに、有利に働くのは、まさに円高効果だと思います。
 日本の喫緊の課題は東北の復興であり、資材などの調達は円高時のほうが良いに決まっています。
「あー、あんなに円高のチャンスが続いていたのに・・・。もう少し早く、対応しておけば良かった」なんて他人事みたいに、政府は将来、後悔するような事態にならないかと、現在の進捗状況を思うと心配です。
 以前、証券会社時代にお客さまの家に伺った際に、「株式ではあまりいい目に合っていないけど、円高の時に建てたこの家は大ヒットだったよ。今だったら、こんなサイズの家は建てられなかったよ」と円高メリットを享受できて喜んでいたのを思い出します。
 どうせやらなければならないこと。この先、きっと心配になること。
やるのなら、適当な時期に決断しないと後悔の念を残します。
 米国での起こっているデモの規模は1万人とますます大きくなっています。ギリシャでのデモも、根っこは同じ。「何で弱いものにばかり負担をかけるのか」という社会の格差への不満の暴発です。すぐに結果を求めても難しい問題であるがゆえに、このデモで盛り上がった不満・不平は簡単には収まりそうもありません。政府は、この動きをまっすぐに受け止めた丁寧な対応をせずに、時間の経過に任せる対応を取り続けると、リビアで起こったような大きな混乱まで拍車がかかるような気がします。
 多くの国で、国民に対して目に見える具体的な対応を図るように示威行動が続いています。