ダイエットに一生懸命な人がいます。「1ヶ月で3キロはやせるぞ。そしたら、ご褒美に思いっきり食ってやる〜」とやせることを楽しみにしています。時間はただただ過ぎていき、思ったほど減らない、期待通りに減らない状況に、毎日毎日ため息をつきます。「こんなに頑張っている。こんなに我慢しているのに」と腹まで立てる始末です。

 私は言葉をかけます。「ところで太ってはいないんでしょ?少しは効果が出ているんでしょ?」
明らかに不満顔です。「当たり前です。これだけ頑張っているんだから・・・」
「だったらいいじゃない。効果は出ているんだから・・・」と言うと怒ります。「まだまだ」だと自分を責めます。
 私は体重が減る傾向にあり、大きく太ることさえ注意すれば、意識のある人の体重は当然落ち着き、減っていく体質になるのだと信じています。1ヶ月という短期間で、成果を期待するから辛くなるのだと思います。1ヶ月で1キロ、半年で2キロずつとか、自分で出来そうな目標に組み直し、達成癖、実現癖、勝ち癖をつけて、張り合いの気持ちを大事にするやり方を意識した方がいいと思います。
 現在の投資環境も同じように思います。「いくら儲ける」とか「20%は値上がりして欲しい」とかを期待するよりも、まずは「最悪の事態からは抜け出したようだ」とか「目先は値上がり傾向にありそうだ」とか「この程度の値下がりを覚悟しておけば、そんなに心配することはないだろう」とか、自分がゆったり投資環境を眺めていける心の準備をして、自分の保有している資産が「この先、もっと値上がりする資産だ」と思えば、じっくり保有する覚悟で持てば良いし、「この先、持っていてもあまり目がない」と思えば、いずれ売却して現金に換えると決めた方がよいと思います。
 「自分の持っているものがこの先もずっと持っていていいものなのか」を自分の中で整理できずにいるから、余計な心配をすることになりますし、余計な期待をしてがっかりすることになるのだと思います。
 いよいよ9月29日のこのブログで告知しましたセミナーが、明日19日と21日と迫ってきました。ここでは、「今後自分は何をすべきか」を前向きに検討してみようと聞いていただいた皆さんが思っていただける内容になればと願い、お話をさせていただきます。
 一時的な体重減を望むよりも、まずは太らない体質になることを喜び、時間の経過で適正体重に向かうという確信が持てることの方が意味があると思うのですが・・・。