注目されていたEU首脳会議が26日と延期され、市場は完全に開店休業状態に入っています。これまで、何度も、決められない会議の連続に怒りを連発した市場、駄々っ子になりきってしまった市場も、「おそらく、この程度で収まるだろう。現状では、それ以上の答えを求めても難しい」と、少し大人びた子供になっていきそうな気がします。

 非常事態は依然続いていますし、今後もしばらくは続くのでしょうが、11月の初旬に控えたFRBやG20という重要なイベントに向けて、危機感を持ったムードが維持され、市場が評価する当たり前の対策が示されれば、不穏なムードも徐々に晴れてくるのではないかと期待しています。
 日本株式市場は枯れきってしまい、先週末の東証一部売買代金は7751億円と通常時より4割程度も減っています。ここまで参加者が減ってしまうと、価値の水準を見失っている状況だと言えます。投資に取り組む人は人の意見に左右されず、自分の感覚を信じて納得いく対応を目指してください。