売られすぎた巻き戻しで薄商いではあるものの、日本株式を除く相場は水準をかなり戻してきました。

NYダウ指数は12000ドル手前、原油価格は90ドル乗せ、ユーロは対ドルで1.39台まで戻してきました。
 日本株式相場の水準が戻らないのは、買いの参加者が少ないことにつきます。ただ「為替水準が円高である」ことが株価の頭を押さえている理由には思えません。魅力がないんですね。買おうという意欲が他の投資対象に比べて、相対的に低いということなのだと思います。復興期待という、他国にないプラス材料があるにもかかわらず、この関心度の低さに、改めて投資対象として魅力がないことを見せつけられた思いです。「円高」「復興」をプラスに転化する危機感と活力が表に出てこない日本に対して、外人投資家の「残念」と哀れむため息さえ聞こえてきそうです。
 そうは言っても、リスク資産に資金が幾分戻ってきているのは事実なので、流動性が高く、売られすぎたリスク資産を主体に物色する動きが短期的には続くと思います。日経平均株価で言えば、9000円の大台を固めていく動きがきたいできるでしょうし、資産構成の見直しを考えていた人にとっては、資産を入れ替えていく良い機会になると期待できそうです。