最近の米国の景況感の改善の具合を見て、格差社会である米国の冷たい部分に対して、偏った関心を向けすぎて、米国の熱い部分を見落としていたように思います。

 2001年9.11を機会に、米ドルからユーロや新興国に一気に資金が向かったトレンドは、このユーロ危機の深刻化で、米国に資金が回帰する流れはトレンドと変わり、今後もその流れを大勢が追認していく姿が続くような気がします。
 これまで、世界中のどこを眺めてもダメダメという異常事態が続いていましたが、病み上がりではありますが、相対的に元気さを取り戻した米国の存在感は大きくなってくるのではないでしょうか。
 2011年のウサギ年は辰巳天井に向かう飛躍の年と期待しましたが、前足を浮かして、いざ飛ぼうとしたときに後足が引っかかり坂道をころげた格好になりました。2012年は壬辰(みずのえたつ)年。壬は冒険心と挑戦を象徴する海を表し、さらに行動的な辰が重なり、物事が大きく変わっていくタイミングを暗示しているそうです。なんか、そんな感じになりそうですね。
 2012年はあらゆる分野において、これまでのルールや物事が根本的に覆されるような大変化が起こるという見方もあります。
 良くも悪しくも、2012年は、新しい夜明けを迎える年になりそうです。
 したがって、投資を行う際には「この先何が起こってもおかしくない緊張状態が当面続くことを前提に、上昇トレンドがはっきり出るまでは、大きく儲ける投資よりも大きな損を避ける投資を心がけ、割安だと納得した水準で投資を行い、利益を欲張らず、確実な利益確定を行い、再投資の機会に備える前向きな気持ちを維持したいものです。
 個人的には、ここ最近の米国景況感の改善具合を感じて、これまで暗中模索の中で光を見たように思います。本当は日本が、そんなふうに注目、期待される国であればと願っていたのですが・・。