安住財務大臣が「私も100万円分購入する。被災地のためにできるだけのことをしたい」と購入を呼びかけた復興債。個人向けの募集が5日から始まります。
初めて個人向け復興債のことを耳にした時に「何?それ?」と思いましたが、調べてみれば、これまでの個人向け国債と同じで、この12月に募集して集めた資金をすべて復興事業に充てるということがわかりました。「また思いつきで作ってしまったかあ?」と疑う気持ちが解けました。
 何度も申し上げてきましたが、変動金利型10年個人向け国債(復興債)は「投資に懲りてしまっているが、現金で置いておくのもストレスだ」と考える人には是非検討してもらいたい金融商品だと思います。何でも購入すると、安住大臣から感謝状が贈られるそうですが・・・。別にいらないけど、将来振り返って話のタネにはなるかもしれませんね。
 まだユーロ危機に対して、楽観的にはなれない、予断を許さない状況ではありますが、市場の戻りは一時の混乱状態から落ち着きを取り戻してきたようです。一時7%台を優に超えていたイタリア国債の利回りは7%を下回り6.64%に、スペイン国債は5.57%まで低下してきました。米国ダウ指数は12000の大台を回復し、今週の日経平均株価は9000円をめざすと見る向きも出てきました。
 リスクで縮こまってしまったマネーが再び世の中で通い合うように、世界のどの国も、経済・金融の成長を促す施策を取り始めてきましたし、そうせざるを得ないところまで追い詰められてきました。今週はユーロ危機に対する処方箋を世界に示す機会として期待されるヤマ場を迎えます。
個人的には、これまで悲観に振れすぎていた反動で、どこまで楽観で振れていくかを試す時期に入ると考えています。
 昨日も日経の記者の方と話をしていたのですが、フランス国債、ベルギー国債までポートフォリオからはずしてしまった「グロソブ」が、どのタイミングで再びユーロ圏のソブリン債を組み入れていくのか注目したいと思います。
 そのときのコメントは「おかげさまで、概ね割安になった水準で投資を再開することができました」とレポートするのでしょうか?グロソブの運用方針は外債投資の手本として個人の参考になると今でも考えておりますが、今回のユーロ危機における対応はアクティブ型投信として非常に不満足です。インデックス型投信なら腹も立たないのですが・・・・。