「欧州や新興国の景気に陰りがあり悪影響が予想されたけど、悪くないんじゃない??」という米国の景気、加えて円高の影響を受けて、息絶え絶えと思われた日本企業の業績も「予想したよりも良いんじゃない??」というミニ・サプライズが当面の相場の底を支えています。

 私の耳に入ってくる話でも、「欧州の景気はこれから悪くなるのは必至だけど・・・(つまり現状はまださほど悪い数字になっていない)、日本での業績は東日本大震災の被害を受けた直後は落ち込んだが、その後はリカバリーできたし、米国の業績はむしろ改善しているようだ」という内容がいくつか聞けました。「円高で苦しい」という冷たい内容に注目が集まりましたが、「将来の展開には不安がありますが、足元は円高の恩恵を受けています」という熱い内容は株価に余り反映していなかったようにも思います。
 将来は確実に用心が必要だけど・・・・
つまり、今はさほど業績面で大きな落ち込みがないとすれば、不安と心配で売り込まれすぎた部分の戻りが少しあってもいいのだと思います。
「だが、まてよ」と将来に対する不安は残るので、上がれば売られる場面がその後来ると想定しておかなければなりませんが
日経平均株価の水準で言えば、年末に売られすぎた分、9000円手前までの修正はあってもおかしくないと思います。
 話はゴロッと変わりますが、今年の新年の番組はおもしろくなかった。つい、駅伝で流しテレビをしてしまいました。去年にも増してつまらなかった。題名を見ただけで「内容が知れてしまう」番組ばかり。今の番組で、お金を払ってでも見たいものはほとんどありません。
 昨年注目された番組「家政婦のミタ」では、「いかに視聴者の期待に応えるか、そして期待を裏切る展開を喜んでもらうか、毎回ワクワクしてもらう番組作りが大変だった」と関係者の話を聞けたときに、ある意味、清々しい思いをしました。
 新春に専門家が予想する今年の相場展開のほとんどは、聞いて投資にワクワクすることの少ない、景気のいい話はありませんでしたが、どうなるでしょうか。同じ相場展開でも、どのようにその人が取り組んだかで受ける感じも変わってきます。せっかくだから、ワクワクした展開だったと思いたいですね。