先週末から日経平均株価やニューヨークダウ指数という市場平均の数字を見ると、株価は足踏みし、株価の頭が重くなっているように見えますが、個別の銘柄を見ると、違う景色も見えてきました。

 決算内容が例えば悪かったとしても、それは事前に受け止めていた。そして、多くの企業の来期の見通しは控えめな数字であり、「最悪この程度の業績を見ていけばよいのか」という目安が立ったことに安心感が出ているように思えます。そのため、決算発表は材料の出尽くしではなく、相場の区切りをつけるリスタートになりそうな気配です。
 しかしながら、一時期、2%台に乗せそうだった10年米国債利回りは再び1.8%程度まで低下し、ニューヨークダウ指数は13000ドルを目の前にして、大きなカベを意識する相場展開にあるので、まだまだリスク資産の上昇に懐疑的なムードは解けていません。
 よく言われる節分天井でいったんのムードが落ち着いてしまうのか、もう一段の弾みがあるのかを見極める重要な時期だと思います。個人的には、ここから先に、さらに「配当狙いで買ってみるか」と下げる機会を待てずに買いをこらえきれない人の出動があると期待しています。
 したがって、リスク資産への投資の火はゆらゆらしているだけで、これからもっと強い灯りをともす機会があると思います。