素直に株式相場は強いと思います。昨日のニューヨークダウ指数は高値警戒感がある中で、70ドル程度安く売り込まれた後、17ドル安の12845ドルと小幅安で戻ってきました。私は「100ドル以上の下げになってもおかしくない」と見ていましたので、その強さには意外感がありました。

 本来であれば、先週末で決着がつくと見られたギリシャ債務問題も、関係者が「薄氷を踏む思い」という表現をしたように厳しい交渉過程にあり、市場が不安視してもおかしくない真っ只中にあるはずなのに、「なるようになるはず」と気に止めていない市場の様子です。
 私個人も、支援側である欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が条件に妥協せず、ここで厳しい姿勢で臨むことは、ギリシャ債務破綻の先送りではなく、あくまでも解決を目指す意図を示す大事な踏ん張り所だと思います。
 しかし、それにしても「下がらない」強い相場だと思います。