現在の株式相場の上昇期待を支えるのは、「緊縮財政は大切だけど、経済成長は欠かせない」と各国中央銀行が、バリバリと資金調達の不安を解消するために大量の資金供給を今後も継続してくれるだろうことを期待した過剰流動性です。

 株価の上昇に対して文句を言う人はいません。しかし、いろいろな要因が重なっての話しですが、連れて、原油価格など商品相場まで上昇してきました。これをよく思わない人はたくさんいますし、その筆頭は資金をつけている中央銀行です。
 株高は景気回復の象徴であり好ましいが、インフレ懸念が高まるのは不本意。
「どうしたものか?」と、今後も同様の対応を取っていってよいかを中央銀行が迷う姿があれば、市場はまた不安の中に入っていく可能性があります。
 今後の相場とは、冷めた頭を持ちながら、うまく付き合っていくことが大事で、それができそうも無い人は、ここから新規に投資に取り組むのは慎重であった方がよいと思います。