ロシア大統領には、大方の予想通り、プーチン氏が復帰となりました。これは、現在のところ、相場に影響なし。続いて、本日から開幕された中国の全人民代表大会(全人代)では、成長率目標を前年の8%から7.5%に引き下げて、長期で良質な発展につなげると、今は無理した成長を目指さないことを明らかにしました。中国では成長率8%は雇用を確保するのに必要な数字だと、2005年から7年連続で守ってきましたので、この目標の引き下げは政策の転換として、関係各国に懸念が走りました。

 安定成長に向けてのスタートになるか、高成長からの脱落の始まりなのか。
 「リスクはリスクと理解した時点でリスクではなくなる」と同じように、サプライズは思いも寄らないことがサプライズであり、今後予想された良いニュースもサプライズにはなりません。
現在、サプライズになるような新たな好材料が何かあるでしょうか?
やはり、楽観で進みすぎた割高な部分があるのなら、その部分ははがれる機会があって、しかるべしだと思います。
 一方で、リスクの中でも為替リスクは、明らかに円高を期待する人が多くなっています。
「3月に入ったら、円高になると思ったのに・・・米ドルの50円はどうかと思ったけど、74円はあると思っていたけど・・・」
 急な円安への転換はないと思いますが、円高になりにくい地合いになってきたことは確かだと思います。外貨資産を持つ人に落ち着きが出てきて、さらに時間が経つと、今のうちにもっと外貨資産を増やしておかなければと新しい焦りが出るタイミングが近づいています。