相場はやはり足踏みに。株式相場の上昇に引きずられて、高配当でピカピカ銘柄が軒並み上昇する動きになりましたが、本日は失速する銘柄が出始めました。しかしながら、「なかなか株価が下がらないなあ」と下押しを期待する人がワクワクするような下げの水準にも落ちてこない堅調さは維持されています。

 日経平均株価の水準はあまりかわりませんが、活躍した銘柄プレーヤーがいったん引っ込み、休んで控えていたプレーヤーが出番待ちから、再び試合に参加して活躍の機会を探っているかのようなムードだと思います。
 昨日、日経新聞に、円安の動きが出てきたにもかかわらず、多くの投資家は円高に痛い目に遭い、外貨投資に新規で向かっていく気力を失っているといった記事がありました。実際、そうであるとは思いますが、数少ない投資家かも知れませんが、「あの円高の時に外貨投資に踏み切って良かった」と果敢にリスクを取って成果を手にした投資家がいるのも事実です。こうした投資家の「儲かった話」が表に出てくるのも、これからです。
 大勢の投資家と同じ動きを取って、その中で利益を稼ぐのは至難の業。今後、株高に対する警戒感が高まれば高まるほど、株価変動リスクではなく、「為替リスクは取り甲斐のあるリスクなのか」と株式投資を選ぶか、外貨投資を選ぶかに迷う人が多くなると思います。そして、大勢の投資家が「やはり外貨投資しかない」と行動してからでは外貨投資で中長期のリターンを期待することは難しくなってしまいます。
 「3月に日経新聞で、個人投資家は外貨投資に消極的って記事があったけど、あの時はまだ、外貨投資を検討する始まりの始まりだったね」と振り返ることになると私は思います。