下がらないけど、上がりもしない。新しい展開待ちの状況で固まってきたように思います。ここは、無闇に手をつけず、確かに割安と思うものに絞り込み、コツコツ投資に徹底するときだと思います。

 しかし中長期で見ると、中国への投資にどうしても慎重になってしまいます。厄介なことは、中国景気の悪化に対して、日本の投資環境は無関係でおられるはずがないことです。そういう意味では、「中国がどうだ、日本がどうだ」といがみ合う時間的な余裕はなく、中国は日本の力を必要とし、日本は中国の力を必要とする、真の互恵関係の強化が進むように、障害になっていることをいかに解消していくかの一歩を進める時期に入っているように思います。
 土地バブルが崩壊して、不祥事で国内が混乱し、政府の対応が後手に回り、不良債権で金融が目詰まりし、景気の腰が完全に折れて、日本の存在感が疑われた2000年前後の日本と重なることが、中国で確実な歩みで起こっているような気がします。中国一国でどうにもならない状態に入る前に、日本との良好な関係が築ければよいのですが・・・・
 近未来の話しだと思いますが、今年起こるような話しでもないので、今年の投資環境に関して悲観する必要はないと考えています。