景気に喝が入らないのも、相場が低迷するのも、すべて中央銀行がやるべきことをやらないからだと責任を押し付けられている姿に同情しているひとりです。お金をジャブジャブにさせても、結果、必要な先に必要なお金が届いていない仕組みのまま放っている状態は日銀のせいばかりではありません。「これさえなんとかすれば・・・」と、それがうまく機能すればうまくいくと言い張る人たちほど、結果に責任を持たない人、批判だけしかできない人だと疑ってしまいます。

 中央銀行の金融緩和策の次々を期待する流れは仕方なく、一番大事なのは、それを一時期のカンフルで終わらせない仕組み・インフラの整備を急ぐことだと思います。働きたい人はたくさんいて、起業のアイディアを持つ人もたくさんいるのに、その背中を押してくれる希望が見えないことが問題です。
 本日より、米国で今後の金融政策について議論され、明日、バーナンキ議長の記者会見が予定されています。大半の見方では、今回は真新しい話しは聞けない、これまでの踏襲になるという見方ですが、やはり個人的には、金融緩和策の内容ではなく、バーナンキ議長の表現の仕方に注目し期待しています。彼は、これまで何度も、彼が発したニュアンスの妙で相場を落胆の淵からすくいあげてくれました。そして、今回は、金融緩和策の発表が当たり前になっている日本銀行の政策を示す直前のタイミングでもあります。これまでのバーナンキ議長の行動から、今度示す日銀の金融緩和策を引き立たせるサポートになる記者会見を、ついつい期待してしまいます。希望が見えるでしょうでしょうか。
 フランス大統領選挙の状況は、フランス人有権者に同情します。「サルコジには入れたくないけど・・・。でもねえ・・・」と大いに悩みます。勘違いリーダーばかりで、任せて良いかに迷うばかり。