まだフランス、ギリシャの選挙結果は出ていませんが、先週末に発表された4月の米雇用統計の数字が予想よりも弱かったことで米国株式相場は下落、連れて、シカゴ日経平均先物も9150円まで下落したため、明日の日本株市場も下落からのスタートとなりそうです。

 私は現在の水準でも、十分割安だと考えていますが、「なぜ、下がるんだ」と喚いても仕方なく、相場の行方を眺めるしかありません。ただし、さらに株価の頭を押さえていた要因が少なくなったことは確かだと思います。インフレ懸念の象徴であったWTI原油価格は100ドルを割り込みました。上昇が懸念されたスペイン10年国債利回りは5.7%程度まで下落し、それほど神経質になる必要がない水準に戻ってきています。
 ここを積極的に買っていくという新しい材料が見当たらないのは確かではありますが、少なくとも、現在を悲観してさらに売り込む根拠も見当たらないように私は思います。
であれば、やはり、現在の水準は、新しい「底ら辺」であり、「9000円割れはないんじゃない?」といったん株価上昇で投資の継続をあきらめた人も再検討していい時期ではないでしょうか?
為替水準も、「これぐらいの円高水準で外貨投資できないかなあ」と多くの人が期待する居所に入りました。この機会を楽しみにしていた人は執行しましたか?まだ、していない人がいれば、前川のせいにして構いませんから、少し、チャレンジしても良い水準だと思います。