岐阜県庁の裏金問題。非常に情けない話しです。税金を払う立場で考えれば答えはひとつでしょう。個々人の事情はともかくとして、税金の使い込みをしたのだから、人から指図を受ける前に、県民に対し速やかに、どうやって返すかの明確な仕組みを示して、理解を受けるべく行動するのが道義ではないでしょうか。岐阜県庁の対応は、世間の厳しい目を真摯に受け止めているようには思えません。
 会社の文房具を私的に流用しただけで懲戒処分される世の中で、喜んで支払っているわけでもない貴重な税金をネコババしたわけです。辞めさせられて退職金も出ない状況を考えたら、県民に感謝して支払うのが当然ではないでしょうか。どうしたら公平な返済金額なのかを議論して、出し渋っている様子は見苦しいの一言です。あなた方が稼いだお金ではないのですから。
 
 まずはどうしたら県民に納得してもらえるか。古田知事は「だらだらやると風化する。スピード感を持って返還の枠組みを作る必要がある」とコメントしました。風化するどころではありません。県民から「退職金自体、ネコババではないか」と感情的な話しに発展する可能性もあるのではないでしょうか。それぐらい、国民は税金の使い道に怒っているんです。