「いつか買いたい」「安くなれば買いたい」というものが、人それぞれ、あると思います。

 だいたい、そう思うものは、みんなが欲しいというものが多く、割高のまま、値が安くならないものです。したがって、印象は常に割高状態で、だけど欲しいなあと目が追ってしまいます。
 そういう対象で「ここまで安くなっているのか」という状態にあるものがゴロゴロ出ています。だけど、多くの人は物色する気にもならず、その状況に関心が向きません。
 たとえば、為替相場でいえば、リスクを恐れて、米ドル、円に資金の流れが向いています。リスクを恐れて、割高になっている米ドルや円に向かうのもおかしな話しなのですが・・。
 一方で、長らく「安くなったら買いたい」「今後の需要は間違いなく高まる」と期待された豪ドルやブラジルレアルは10%程度円高・米ドル高に振れ、豪ドル対米ドルは再び1.0を割り込み、米ドル80円台、豪ドル79円台と逆転しました。ブラジルレアル対米ドルは3年ぶりに2.0を超えて、ブラジルレアル40円絡みで下値を探る展開になっています。
 ブラジルレアルが割高に買い込まれた反動で、高い水準で投資された人の中には大きな評価損を抱え、印象を悪くした方も多いと思いますが、それは、ブラジルレアルが悪い通貨であったわけではなく、水準が割高の時に投資した結果です。したがって、水準さえ、妥当、割安になってくれば、検討されてしかるべしの対象になります。
 「あれって、今、いくらぐらいになっているのかなあ?」と以前買いたかったけど割高で投資を見送ったものが現在どのくらいの水準になっているのかと確かめてみると、新しい発見があるかもしれません。