昨日、日銀の金融政策決定会合では期待された追加金融緩和の話しは出ず、金融政策の現状維持を確認するだけの内容となり、市場関係者には当てがはずれたという人います。

 が、冷静に考えれば、この機会に日銀独自の動きは取りづらい。現在、起こっている市場混乱の元は、あくまでもユーロ圏にあり、ユーロ圏の政府が「今後どうしたいのか」の方針が、まず求められています。その方針が明確になった時点で、ユーロ圏から日本や米国など他地域に支援を求める、いわゆる「世界同時●●」という共同行動の要請を受ける可能性があれば、なおさら、現時点では様子見するのが順当だと思います。
 ボールはユーロ圏側にあり、ボールの戻りを待っている状態です。
 今回のギリシャ混乱ではっきりしたのは、ギリシャのように、世間から切り捨てられる立場になったら大変だということと、今回のように繰り返し問題になることに目をつぶり一時的に話しを収める形を整えても、仕組みとして持続継続的なものにしておかないと結局、回りで支える国や金融機関の体力が大きく疲弊していき共倒れになりかねないことです。
 「ここは将来にビジョンが立つように、困難が伴っても、今後も振り回す要因になるギリシャには退場してもらい、持続可能な仕組みをキッチリ作ることをめざすべき」というムードが一段と高まったように思います。
ギリシャのようにはなりたくない。そのためにできるかぎりの努力をしたいが、実現可能な計画にしてほしい。その仕組みをつくる話し合いを持ちたい。
 ギリシャを反面教師にして、話しが前に進むかもしれないという期待を込めて、今、来週のユーロ圏の話し合いに注目したいと思います。
 フェースブックの値下がりも、ショックの色が抜けて、リバウンドを狙う投資家の買いも入ってくる水準になったのではないでしょうか?
「あのときはさすがに安かったね」と相場の底を確認する日は近いと思います。もちろん、ユーロ圏の動向次第ですが・・・。