いよいよ、市場は泣き、叫び出す寸前まで来ているように思います。ユーロ圏に投げられたボールがいっこうに、戻ってきません。

「ギリシャの離脱は一応、頭に入れてあるけど、スペインやイタリアまでとなれば話しは違ってくるよ。なぜ、ユーロ圏はこの緊急事態に話し合うだけで、のんびりやっているの?」
ユーロ圏当事者とユーロ圏以外の当局者との間で、危機感に温度差があるようにも思えます。
 待ったなしのタイミング。何か出そうで出ない。昨年の米国の債務上限引き上げ問題のように、気が抜けたサイダーみたいに長引かないことを願います。
ボールはギリシャやスペインにではなく、ドイツ、フランスにあり、世界の協力態勢が得られるように行動を起こすべき時に来たと思います。
 そして、こうした混乱の中で個人でできることは、値上がり益を期待する投資は横に置いて、円以外のペーパーマネーで割安になっているモノは何かを検証し、円から少しずつシフトを考えることだと思います。ペーパーマネーが心配で飛び散ったマネーは、再び、ペーパーマネーに戻らざるを得ず、その時に、どのペーパーマネーが選ばれるのかに注目したいと思います。