国策は買い。いよいよ、市場の催促もあり、ユーロ圏危機を脱却するための具体策が出てこざるを得ないお膳立てが出来上がってきました。

 すぐに底入れがあるかはムード次第なので、もちろん確実なことは言えませんが、少なくとも、このまま、この状態を放って置いたら、もう一度立ち上げるための力がどこに残されているのか。もう、そんな力はどこにも残されていない。ここをみんなで支えて、最悪の事態を避けられることを期待するしか無いという危機感の高まりが出てきました。
 私は相談者の方に、「これからリスク資産投資に底が入り、値上がりを期待できる時期が続くとは思いますが、長期投資では臨めず、いつ相場が暗転してもおかしくない状況が続きます。今後は値上がり益を期待する投資対象は上がれば売り、割安を確信した時だけ再投資を行うと決めて、基本的には上昇するにつれてリスク資産の量を絞っていくことを優先しましょう」と提案しています。
 リスク資産を売却した資金は、いつでもリスク資産が割安になったら再投資ができるように流動性が高い投資対象で、保有しているだけで利息で元本が増えていくインカムゲイン資産に移し、徐々に割合を高めていくやり方がお勧めです。
 リスク資産から、徐々にインカムゲイン資産へ。外債型投信や変動金利型10年個人向け復興国債が、リスク資産の受け皿として、もっともっと注目されたら良いと思います。