10月に入りました。8月、9月国内株式相場は16000円を挟んだパッとしない動きでしたが、水準がずいぶん変わってしまったものも目立ちます。
 8月5%で始まった米国長期金利は一貫して低下し続け、4.5%前半まで下げました。ニューヨークダウ株価指数は11200ドルから11800ドル手前の2000年1月につけたバブル史上最高値を更新しました。5月に暴落した新興国の株式も大分回復しました。一方円は独歩安です。1ドルは114円から118円、1ユーロは146円から150円まで円安が進みました。
 国内の株式や金利の動向予測では、上にも下にも動きにくい相場が続くというコメントが多く、一方海外では更に金利は低くなり株価は高くなるという見方と、逆に反転する見方が交錯しています。国内は動かず、海外は目が離せないほど動くかも。そんなことって、このグローバルな投資環境でありえるのでしょうか。個人的には日本の動きが遅れているだけで、いつ動いてもおかしくない、エネルギーが溜まっている状況にあると考えています。
 「どちらに動くのか」について、つたない予測をするのはやめておきますが、行き過ぎた割安・割高は投資のチャンスです。しかし現在自分の許容範囲を超えた投資している人は相場が味方してくれれば良いのですが、逆に動いた場合は戦後処理に追われて、貴重な投資チャンスを逃すだけではなくて、大きな損を抱えることになりかねません。もし値上がり、値下がりに賭けるのであれば、現在の始動前では、手を空かしてそのときに準備しておいた方が無難でしょう。
 私の真の狙いは、価格の上下ではなく、円高と金利高です。両方を取ることはできませんが、株価や金利、為替は共鳴して動くものです。思いもよらない拾い物が今後の展開でみつかるかもしれません。そのときにびっくりして機会を逃さないように、眼(まなこ)を開いていたいと思います。