これまで何度も裏切られてきましたが、再び、今度こそ、ユーロ危機脱却に向けての具体的な一歩がユーロ圏から発せられる期待が高まってきました。債務問題国からは真摯な姿勢で躊躇なくEUに支援を求め、支援要請を受けたEU、ドイツを筆頭にユーロ圏諸国が一致した迅速な対応を約束し、セーフティネットの強化を急ぐ。これ以外に打開する手が見当たりません。

 くれぐれも休暇明けの呆けや、期待に溢れた相場の回復の様子に勘違いして、危機感が弛んだ対応にならないことを望みます。
 来週は、ユーロ圏首脳同士の話し合いが日々予定されていて、市場はその結果を注目しています。ある時は怒りを持って、ある時は心配顔で、ある時は歓喜の顔で、ユーロ圏首脳それぞれにプレッシャーをかけ続ける相場展開になるのではないでしょうか。まずは、懸案であるスペインがEUに支援を求めることが必要だと私は思います。