これまでのところ、ユーロ圏危機脱却に向けて危機感を持った真剣なパッションが伝わってきませんねえ。また、「そんなことだったら、もう織り込んでいるよ。今更何?」と、市場を無視した、自己保身優先の対応で終わってしまうことを危惧します。

 ついにブラジルは2011年11月に年12.5%あった政策金利を先日、9回連続引き下げて、ついに7.5%にしました。高金利資源国通貨であるブラジルのGDP成長率は、2012年通年で高成長からころげおち、「1.8%にとどまる」という見方がでるほど、厳しく落ち込んできました。

 株安・通貨安と、いったん負のサイクルに入ると、先行きの不安を煽るような情報ばかり溢れて、投資マインドは急低下します。ここを一時的な振れと見てチャンスと考えるのか、これまでの見方を改めて戦略を修正するのかを検討してソンのない時期にあると思います。

 もし、この9月に政治の機能不全で市場全体が大きく売られるような局面があれば、転換期を早めるきっかけになるのではないでしょうか?できれば、そんなショック無しで自立反発していく展開を望みたいのですが・・・。