10月8日に初めての欧州安定メカニズム(ESM)の会合が開催され、本日より、日本で48年ぶりのIMF・世界総会が開幕しました。今のところ、スペイン政府は金融支援の正式な申請を行ってはおらず、周辺・関係各国からスペインは「どうした?どうする?」とプレッシャーの目にさらされているのだと思います。

 民主党の解散先延ばしのように「延ばしてどうする?何が変わるか?」と同じように、スペインの金融支援の申請を延ばす意味はなく、むしろ、申請を速やかにして、好転のきっかけを確かにする準備に早く、取り組んだほうがよいと考える私は、少し、スペインの対応にイラッとしています。
実際、5.7%まで低下したスペインの10年国債利回りは、再び上昇の機会をうかがっていそうな雲行きになってきました。ユーロ危機懸念にはそろそろ、いったんの落ち着きを期待したいところです。

 ところで、京大教授山中氏のノーベル生理学・医学賞受賞で、すっかり、かすんでしまいましたが、余りにも、小さい扱いだと思いませんか?

 国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会は、日本が元気いっぱいの1964年以来、48年ぶりの日本開催です。これって、日本にとって大イベントのはずなのに、ホスト国「日本」の気の入っていなさが、そのままムードに現れているような気がします。こんな金融の非常事態の時の開催にもかかわらず、日本はなぜ世界に発信する言葉さえ見つからないのでしょうか?

 招かれた方々から、「どうした?どうする?」と声もかけてもらえない日本なら本当に情けない。
期待されるスペインのほうがましか。