本日は足元の悪い中、セミナーにご参加頂きありがとうございました。
 アンケートを拝見すると、内容は初心者の方には難しいものだったと思いますが、難しいなりにもなんとか一つでも自分に為になるものを持ち帰ろうとした前向きな方が多かったようで、うれしく思います。

 開き直っていってしまえば、二時間という限られた中で、現在の投資環境と今後の指針について、聞いている方々が納得いく話しをすることは困難なことですから、私の本日の目的は、今後の投資環境を活かして、その準備をしてもらうきっかけになればと願って以下のことを話しました。

①現在は、長期・分散投資だけでは資産が守れない異常事態・非常事態にあること

②当面の課題であったユーロ危機はもうしばらくすると後退し、官製のリスク資産が値上がりする上昇相場に入るけど、その上昇相場がどれくらい長く続くか、どれぐらい大きなものになるかはわからないこと、比較的短命で終わる可能性が高いこと。

③長期投資で臨むリスク資産への投資には慎重であること、塩漬け資産になってしまっている資産はこの上昇相場ですべて売り切って、活きた資産に戻すチャンスにすること。

④手入れが必要なリスク資産への投資には向かない人は、円高を利用して、外債型投信で円から外貨資産への割合を増やす検討をすること。

⑤先が読めない時に投資はしたくない。投資そのものに懲りてしまっている人は、「個人向け変動10年復興国債」をまず検討したほうがよいこと

 そして、相場が過熱してきた時に起こる現象をいくつか上げて、そういう状況が確認できるようになったら投資に慎重になることを助言しました。

 本日、話した内容は今日は分かっているつもりでも、しばらくすると、「あれってなんだっけ」という話になるのが普通です。そういう時は、私に声をかけて問い合わせしてくださいとも申し上げました。これからの上昇相場を前向きに捉え、準備して、後悔のないようにしましょうね。