今週は注目の週になると思います。米大統領選挙が終了し、「財政の崖」を控えた米ダウ指数は3週連続で下落し、13661ドルから12743ドルまで1000ドル近く下げて12815ドルで引けた。これ以上、さらに下落基調が続き、先の見通しを失う深みにはまると、これまで堅調に推移してきた米国株式に対する見方も弱気に転じる可能性が高い。

 対ギリシャ融資の詰めにとまどり、その先にあるスペイン政府が金融支援の要請に躊躇する態度にもマーケットはイライラを募らせてきた。

 「決められない政治」に対して、マーケットはキリキリと催促する態度を強めていく。そして市場の安定を勝ち取ろうとする。今週はマーケットからの怒号に、政治が耳を傾けざるを得なくなる注目の週になるのではないでしょうか?