本日の日経夕刊に「中国の株価 長期低迷 2007年高値の3分の1」という記事がありました。
このブログを前から読んで頂けた方には伝わっていると思うのですが、私はこれまで「中国株式」に興味も関心もありませんでしたが、おそらく、今後もしばらく、関心を持つことはないと思います。

 それは、やはり投資家が自分で得ることが出来る情報が少ないこと、得られる情報が確かで正しい情報であるか、その質を判断しにくいものであることが挙げられます。情報収集に難がある投資で成果を上げる自信はないからです。

 日本の失われた20年と中国とは投資環境が違います。2004年以降GDP成長率10%を超えることがしばしば、8%を割れると景気の停滞懸念が浮上するほど高成長を享受したはずの国の企業がなぜピークから3分の1の株価水準で低迷しているのでしょうか?
株価は正直です。大きな利益を生み出してきたはずなのに、いろいろなところで資金が食われて利益が残らない体質を改善することなく、企業として存続してきたところが多いのではないかと疑ってしまいます。こうした不信を払拭する内部の努力、情報開示の透明さに信頼を得るまでの具体的な動きがないと、母体が大きいだけに長期投資の対象として安心して投資する気持ちになれないというのが私の現在の心境です。

 そういう意味では、「ほとんどの企業は情報開示の質に問題があるけど、この企業は危機感を持って丁寧な情報発信をして差別化を図っている優良企業だよ」とプロの視点で企業を発掘できるアクティブ型ファンドがあったらいいですね。そんなに早く中国株式が上昇する時期が来るとも思えないのでじっくり探してみたいと思います。