2011年夏に米連邦債務上限問題が政争の具となり、米国議会が身動きが取れず、その決められない政治にノーを突きつけられて米国は最高格付けから転落しました。今回の「財政の崖」問題は、さすがにその轍を踏むことはないだろうと楽観視されてきましたが、当初語られたクリスマス前の解決はとうに過ぎて問題の先送りさえも決定できないほど、にっちもさっちもいかない状態です。

 財政の崖」問題の進展が鈍いことにマーケットはあきれとあきらめ、そしていら立ちを露わにするようになり、徐々に株価は弱含み、先週末ついにニューヨークダウ指数は12938ドルと13000ドル台を割り込んできました。「

 「結局は、市場が急落するなど解決を催促しなければ決められない」。逆に「市場の催促があれば、それを大義に景気浮揚の具体策が期待できる」という米国議会の日和見体質を見透かしていて、相場の急反転を期待する見方が勝っているのだと思います。

 日本株市場にとって好都合なのは、米国株市場の頼りなさから相対的に日本株への関心が高まり、さりとて米国株相場の上昇基調を疑うほど弱気に転換することはない状態が続くことです。

 そういう意味では、現在はまだその最中にあり、「行けるとこまで行く」というスタンスでよいと思います。ただし、「いつまで売らずに我慢できるのか」のチキンレースは体に良くないと思う人は無理することなく、「まあ、いいか」という水準まできていたら売却してスッキリしたほうが良いと思います。

 やはり株高・円安に振れるとワクワクしますね。いい正月が迎えられそうです。皆さんにとっては、どんな年であったでしょうか。私は、少し光が見えてきた年だったと思います。

新年が、これまで投資を継続してこられた方が報われる、苦労が報われる年でありますように