アベノミクスの中心が「行き過ぎた円高の修正」なので、ある意味仕方がありませんが、個人的は日本株高・円安の流れは想定していたわけですが、まず株高が進み、後から円安がついてくるというものでした。

 そのため、まず日本株式で値上がり益を確保した後に、円から外貨資産へのシフトを行い、その後の円安トレンドの環境を楽しみにしたいと都合の良いことを考えていました。想定した以上に円安のピッチが早いのは中長期で円安を期待していた投資家にはうれしい誤算ですね。

 前回、「日経平均株価17,000円、1米ドル=117円をめざす」とブログに書いたので、私をよく知る方々から、「見方に変化があったのですか?」という質問を受けました。
結論から言えば、「塩漬け資産を売却して資産を活かすチャンス。日本株でいえば、日経平均株価1万円程度から売りを検討し、12000円を大きく超える転換までは期待せずに、まずは売り切ることを優先する」という考え方に変わりはありません。

 ただし、今年ほど日本株高・円安が期待できる条件が揃う年も珍しいので、「行くとしたどこまで行くのか」という上値の目安として数字を上げました。

 逆に言えば、今後もっと日本株高・円安を期待する水準が切り上がっていき、世の中の見方がこれを超えるようなムードに高まったとしたら、それはすでに行き過ぎた水準にきていると私は考えています。

 相変わらず、投資家の参加が多く、まだまだ上を見る人の数が増えていきそうな感じがします。
ムードを壊す不用意な政治家の発言だけが心配の種。