昨日は某証券会社の相場展望を聞く機会がありました。
正直言って、コメンターの話しは胸打つものは少なく、話しながら迷っている様子がありありでした。「ここからは正直強気には見ておらず、弱含む可能性が高いと思います」という言葉に自信がみえないのでした。

 話が終わった後に、「今年ほど日本株高・円安に大きく振れるチャンスは滅多にないと思うのですが・・・・」

「私も実はそう思っています」

「でも本日の話しは終始、非常に慎重なものでしたが・・・」

「これは当社全体の見解です。最近のアナリスト、エコノミストはバブルを知らない若い人たちが主流なので、こんなスピードで株が高くなり、円安が進む環境が長続きするわけがないと、現在起こっていることを受け止められていないようです。いずれ近いうちに、株価や為替の予想値は株高・円安に修正されることになると思います」

「それでは、調整するとしたら、どのくらいまで、そしてどの程度の期間続くと想定しているのですか?」

「うーん?余り押し目はないと思いますねえ。あっても1米ドル=85円、日経平均株価で10300~10,400円。日本時間でその押し目をうまく捉えるのはむずかしいかも・・・」

 こんな見通しを聞いたら、投資家は余計迷いますね。
「今売って、安く買う場面を期待する」のか、「次に買い戻す機会を活かせないかもしれないから多少の下げ調整場面は仕方ないとして持ち続けて、再上昇の機会を待つ」のか。

 個人的には「上がって下がる」の上がりきって下がる転換点にはまだ届いていないと考えていますので、下手な小細工はせず、売り上がっていくスタンスでまだよいと思います。ここからは、「円安が株価を支える」展開をイメージしています。大きく円高に振れる機会があるとしたら当分先ではないでしょうか。