「1豪ドル=95円は高い」という気持ちが、ど真ん中の1米ドル=90円を買い、1ブラジルレアル=46円を買う動きを後押ししています。

 今では豪ドルが55円であったことはかなり遠い記憶となり、現在の為替水準を受け入れるのか、それとも受け止められないでいるのか、で投資行動が変わってきました。

 受け止められないで現在いる人も、現在の為替水準が長く続くにつれて、結局、外債型投信を購入したり、世界リート型投信を買うことで、高いと思っていた為替水準を間接的に受け入れていくことになります。こうなると、「こんな円安水準でなぜみんな投資するんだあ」といっても、余り意味がありません。

 そもそも円高基調は1米ドル=90円を割り込んでから加速しました。それが今、その転換点に戻ってきただけであり、とても円安水準だとめくじらをたてる水準ではないと考えます。「行き過ぎた円高の水準訂正局面にある」という考え方に私も賛成です。