12月28日のブログで、米ドルは92円を目指すと申し上げましたが、それがこんなに早く、特別調整する場面もなく円安・ドル高が進行してきました。豪ドルの96円に目が慣れてくると、豪ドルの割高感との比較から、それに比べて「米ドル」は買いやすくなるし、「ブラジルレアル」などの新興国通貨も買いやすくなります。豪ドルが米ドルやその他通貨を突き上げて、円の独歩安を促す玉突きの現象が当面続きそうです。

 あまりの円安になるピッチの早さに頭の整理がつかず、多くの人は「もう少し早く決心をしとけばよかった」という気持ちが強く残り、外貨投資にやり残し感があるのではないでしょうか。

 円安は外人が呼び起こすものではなく、日本人自身の円売りで進行するものです。いったん、日本人に外貨投資の火がついたら、そう簡単に気持ちがおさまるものではありません。私はまだ始まりでしかないと思います。

 また、ついに米国ニューヨークダウ指数は昨日149ドル上昇し、14009.79ドルと14000ドルの大台に乗せ、史上最高値が目前のところまできました。これだけ盛り上がった米国株式からこぼれたニーズの受け皿として、1日平均で売買代金が2兆円まで拡大した日本株式市場は当然有力な選択肢になるでしょう。2月の相場は円安・株高で熱い相場になりそうです。

 踊る阿呆に見る阿呆。ただし、当初の目的を見失ってはいけません。この円安・株高の機会を利用して、塩漬け資産を一掃することです。欲をかいてはいけません。
「足るを知る」 この円安・株高の機会を良い思い出にすることです。
いいですか。「買い損じ」よりも「売り損じ」は大きな後悔を生みます。