円高に振れた外貨資産を取得するチャンスは、先週の木、金だと考えていました。1米ドル=92円を割り込み、下に放れそうな環境にならなければ、今週は再び円高を修正しながら、あるべき為替水準を模索する旅に出ると想定していました。

 結果、G20後の為替水準を見ると、1米ドル=92円を割り込むことはなく93円50銭程度まで回復して引けました。1豪ドル=96円40銭、1ユーロ=124円90銭、1ブラジルレアル=47円50銭と円安の基調は維持されています。

 これにより、日本株相場も来週は円安基調に支えられる相場になりそうです。個人的に注目しているのは、ニューヨークダウ指数、米国株式市場が史上最高値を抜いていくのはいつかということです。2月24日、25日に予定されているイタリア総選挙の結果を心配する見方が多いですが、米国の財政の崖と同様で、現在のように陰よりも陽を見ようとする投資家が増えている時期には、わかっているリスクはそれほど重石にはならず、むしろ、1月、2月と今年に入ってからの米国景気の堅調さに自信を深めていく展開になる可能性のほうが高いと私は思います。3月の初旬には米国株式相場の史上最高値更新がありそうに思うのですが・・・。少し、楽観が過ぎるでしょうか?

 先週ちょっとヒヤッとした人は、その受けた気持ちを大事にして今度はリスクを少し落とす機会にしましょう。緊張する中でも踊りを楽しめた人はこの際踊り切っちゃって天井を見てやれと割り切るのもOKだと思います。
 天井は過ぎてから分かるもの。「どこまで割高な水準に持ち上げられるか」なんて、当てようとするほうが無理なこと。大事なのは、せっかくの円安・日本株高相場を良い思い出として区切りをつけ、次回のエネルギーの糧にすることです。